ネントレをしてみた結果。ジーナ式

 赤ちゃんってこんなに寝ないものなんだと出産して初めて知りました。

寝る赤ちゃん、寝ない赤ちゃんがいますが生まれてきたばかりの頃、うちの娘は確実に寝ない赤ちゃんの方でした。

ですが夫婦で泣きながら怒りながら絶望しながらネントレを試した結果、9ヶ月頃から娘は20時くらいからほぼ夜泣きなしで朝7時過ぎまで寝てくれています。

ネントレをしたらどんな赤ちゃんでも絶対寝るなんて思っていないし、私の娘が寝てくれるようになったのもたまたまラッキーだっただけだと思います。

ですが、全然寝ない娘がどのようにして寝るようになったのかを少し紹介できたらなと思います。

エピローグ 

陣痛が来てから24時間過ぎた後に無痛分娩で娘を出産しました。

日本では出産後に助産師さんに赤ちゃんを預けてママは休むことができるようですが、私が産んだフランスの病院はそういうシステムはなく生まれてきた我が子と病室ですぐ2人きりになりました。

生まれてきたばかりの娘はまだ状況がよくわかってないのか生まれてきてすぐオギャーっと泣いた後は静かで、この時は「ああこの具合だったらなんとかやっていけるかな」と朦朧とする意識の中そう感じました。

しかし、この時感じた娘の気質はとんだ勘違いだったのをこの後思い知らされるのです。

寝れない地獄の始まり

生まれたばかりの新生児は母乳やミルクを飲んだらすぐ寝るというのを見ていたので、私の頭の中では「赤ちゃんはミルク飲んだらすぐ寝る」と思っていました。

ところがどっこい。うちの娘は全然寝ません。抱っこしている時以外は泣き叫び、泣き疲れて寝るかな?と思っても一向に寝る気配がありません。

特に夜がひどくて夜は抱っこしても全然泣き止まなく、私も娘と一緒に泣きながら助産師さんを何回も呼びました。

そんなこんなで3日間予定の入院期間が4日に伸び、病院にいる間私が寝た時間はおそらくトータルで3時間にも満たないくらいでした。

その状態は家に帰って来ても変わらず、抱っこしてない間はほとんど寝ない娘。退院してすぐ義理の家族が総出で手伝いに来てくれたので、なんとかなりましたがもしこれがなかったら詰んでいたと思います。

泣かせて疲れさせて寝かす

本当に娘は寝ないし、寝れないしで毎日泣きながらネットで赤ちゃんが寝てくれる方法を探しながら試してみる毎日を送っていました。

その中で見つけた1つのサイトには泣かせて疲れさせて寝るという方法があったので試してみるも1時間経とうが一向に泣くのをやめる気配がないので、諦めました。

そうこうしているうちに赤ちゃんが寝る「ねんねトレーニング」ネントレという存在を知り、色々調べて実行するも娘は寝ないし些細なことが気になってうちはネントレに向いてる娘じゃないと思いました。

この時調べていたネントレ方法の1つにもちろんジーナ式もあり試しましたが、真っ暗闇にしなきゃいけないということが我が家では実行できなかったので断念しました。

なんちゃってジーナ式スタート

生まれてきて1ヶ月経っても全然寝ない娘。私の周りの赤ちゃんはみんなスヤスヤ寝る赤ちゃんだったので、相談してもいい解決策が見つかりませんでした。

そんな中、久しぶりに連絡をくれた友達の1人の娘ちゃんがうちの娘と同じように全く寝ない娘だったので相談するとジーナ式を勧められました。

その友達には「1回ジーナ式のネントレ試して見たけど、真っ暗闇にできなかったし時間通りにうまいこと寝てくれなかったから私は無理かも…」と弱気発言をしたら、「ジーナ式を完璧にやろうとしなくていいんだよ!ジーナ式の中で自分ができそうな点だけを真似して、時間もそこまで忠実に守らなくていいからもう1回試して見て!」と言われました。

そうか…と思いながら昔買ったジーナ式を見ましたが、私たちができそうなのは朝7時に起こすことぐらいしかありませんでした。

でもやるしかないな、夫と話してどこまでできるかわからないけどジーナ式にもう1回チャレンジしてみようと思いなんちゃってジーナ式ネントレがスタートしました。

夜の寝かしつけ方法

私たちがジーナ式ネントレの中で、できそうななことは

自分のベット(ベビーベット)で寝かせること

昼寝も薄暗い中で寝かせること

ジーナ式のタイムスケジュールを参考に

朝起きる時間

寝かしつけの時間

以外の時間はできればぐらいの気持ちで始めました。

ジーナ式のスケジュールはジーナ式の本からではなく、このサイトをみていました。

【助産師監修】育児法「ジーナ式」とは?メリット&デメリット、月齢スケジュールを知ろう

夜の寝かしつけはジコトゥーズを着させて娘用のベットで寝かせていたので、少し抱っこしてウトウトしてきたらベットに置く方法を実行。

もちろん泣き叫ぶのですが、置いたら寝るまで見守っていました。

泣かせっぱなし状態です。

30分以上泣いている場合は、1回抱っこしてまたウトウトするまで抱っこしたらベットに置いて、また30分以上泣いていたらまたもう1回抱っこしてを永遠にループしていました。

最初はだいぶキツかったですが、これを毎晩繰り返しているうちに抱っこする回数が減ってきて最終的には抱っこせずに寝る日々が訪れました。

今も寝る前に30分以上泣くことがあるので、その場合はこの時と同じようにしています。1回ベットに置いたまま寝た時があったとしてもそれは永遠に続く訳ではないし、時期によってはすんなり寝てくれるけど、またすぐに寝てくれない日々が来ます。なので永遠にあきらめない気持ちで挑むしかないなと私は思っています。

朝寝・お昼寝・夕寝の寝かしつけ方法。その1

朝寝とお昼寝と夕寝の時間もできるだけジーナ式の月齢別時間に合わせようとしていました。

私は母乳とミルクの混合であげていたので、6ヶ月くらいまで母乳をあげる添い寝で寝かしつけていました。

添い寝をしていたので、娘用のベビーベットでは寝かしつけができなかったので私たちのベットで寝かしつけをしています。

自己流のお雛まきでぐるぐるに娘を包んで、授乳クッションに乗せて背中スイッチが入らない体制で添い寝をしていました。

添い寝で寝かしつけすると良くないとか聞きますが、この時は寝てくれればなんでもいいと思っていたので気にせず添い寝で寝かしつけていました。

もう寝るリズムを作りたくて必死でした。

寝る前はおくるみに巻かれながら暴れていた娘ですが、母乳をあげるとウトウトしてそのまま寝ていたので母乳が終わるまでこの方法で朝寝とお昼寝と夕寝の寝かしつけを行なっていました。

ちなみに早朝目を覚ました時もこの方法で乗り切っていました。

お雛まき→授乳クッション→母乳で添い寝

朝寝・お昼寝・夕寝の寝かしつけ方法。その2

母乳での添い寝をしていたのですが、母乳の出がだんだん悪くなって来たのを理由に母乳・添い寝なしで寝かしつけをしようと思って実行しました。

寝かしつけの方法は添い寝以外は変わらず、自己流のお雛まきと授乳クッションでの寝かしつけです。

でも母乳がないので暴れる娘をなだめることができなかったのでやむおえず、暴れる娘を押さえる形で寝かしつけました。

手足を動かせないように拘束する形なので、あまりいい方法ではないのですがこの方法で暴れることができない娘は5分くらい泣いて寝てくれるようになりました。

この方法は現在も使っており、簡単な時は5分程度で大変な時は40分程度で寝てくれます。

40分も暴れる娘を抑えるのは大変ですが、寝るのが下手くそなんだなと思って頑張って寝ようねと言いながら自分も奮い立たせて寝かしつけをしています。

ジーナ式ネントレのまとめ

ジーナ式ネントレのまとめ

・自分のベビーベットで寝かせる

・昼寝は薄暗い場所で

・ウトウトするまで抱っこしてからベットに寝かす

・ベットに寝かしたら泣いても抱っこしない

・30分以上泣く場合はもう1度抱っこしウトウトしたら、またベットへ

・朝寝・昼寝・夕方寝は添い寝でもいい

・朝寝・昼寝・夕方寝は30分くらい時間がずれてもよしとする

私たちがしたジーナ式ネントレでした。私たちがしたジーナ式ネントレはかなりゆるいなんちゃってジーナ式です。

もしよければ参考にしてみてください。

ジーナ式ネントレをしてみて最後に

ジーナ式ネントレを実際に実行してみた結果ですが

あれだけ寝なかった娘が寝るようになりました。

でも正直娘が夜ながーく寝るようになったのは夜間断乳したからかなと思っています。

まあネントレしてたこともあってからの夜間断乳だったので結果的にはネントレしてて良かったのかと思います。

※ちなみに夜間断乳私は4・5ヶ月くらいの時にスタートしました。おそらく一般的ではないので、このくらいに夜間断乳しなくていいと思います…。




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